星バブログ

好きなものに関する感想や思ったことを書くブログです。

終わったあとの気持ち

ドリフェス!武道館二日間行きました。

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気持ちのブログなので今の気持ちを書くと、なんと驚くほどのさわやかな気持ちに包まれ、正直ブログに書くことなどないなみたいな感じなのですが、ネガティブな内容をトップに置いておくのもアレだなと思い書いています。完全に個人の日記です。

ライブ自体の感想は長くなるので別途書きます。

MCなどは綺麗に覚えているわけではないので、かなりフワッとしています。違っていたらすみません。

終了告知後

ドリフェス!の終了が決まってからめちゃくちゃ落ち込んでおり、それは3月以降の記事で度々書いていた。終わったら自分はどうなってしまうのか、キャラは消えるというのに明日へ連れて行くとは何か、みたいなことばかり繰り返し考えた。

どんなに彼らが笑っていてもなんだか物悲しい気持ちになってしまい、ラジオもあまり聞けなかった。

一週間前になっても手紙も書けず、最後だというのに前はあんなに気にしていたライブ参戦時の身なりもあまり決められず、物販で何買うか決めるのも前日深夜になってしまった。

19日(前日)

前日物販に並んだ。私が一番好きな衣装であるローズシャイニーのブロマイドがあることを知り精神が急にハイになった。ただレジに行く前に体力の限界を迎えてリタイヤしてしまった。

20日(ライブ1日目)

20日、いろいろあって寝たのが遅く、結局昼くらいまで布団に横になっていた。慌ただしく会場へ向かった。凄い数の人がいた。凄い、ドリフェス!のことが好きな人や少なからず興味のある人がこんなにもいるんだなぁと思った。

ライブはとても凄かった。終わったあとの妙に爽やかな気持ちに戸惑いつつも、ローズシャイニーを着たKUROFUNEが君はミ・アモールを歌う……というまるで夢のような体験にウットリし、そのことを考えていたら電車を6駅くらい乗り過ごした。その後もローズシャイニーのことを考えていたら眠れなくなり就寝が深夜になってしまった。

21日(ライブ2日目・最終日)

翌朝Thank you for YELL!セットの寄せ書きを読んだ。卒業文集の寄せ書きを思い出して泣いてしまったが、そういえば卒業式で一度も泣いたことがないのを思い出して不思議な気持ちになった。

21日も慌ただしく会場へ向かった。20日の最後にみんなが付けていたゴムブレスを買って付けた。なんとタオルを忘れた。ブロマイドのためにCDを買って、友達にCDをあげた。バタバタしていたらライブが始まった。

ライブは驚くほど楽しかった。ずっと笑顔で楽しんだ。ファスライは(ドリフェス!世界での)事務所曲が多めだったが、どんどんDearDreamやKUROFUNEとしての曲が増えてきて、武道館ではほぼ事務所曲はやらなかったのもドリフェス!らしいなと思った。みんなのパフォーマンスも素晴らしかった。

たまたまそういう席だったのかもしれないけど、コール?声出し?が未だかつてないほど大きく、それに乗っかってデカイ声を出したらとても楽しかった。

そしてローズシャイニーを着たKUROFUNEは今日も麗しかったし、歌声はロイヤルで美しかった。ホールニューワールドのKUROFUNEはまさに開国で即位だった。

あっという間にライブが終わってしまった。30分くらいに感じられた。いよいよ最後のMCだ。

ドリフェス!は勝った

私はドリフェス!が終わると聞いた時、ファイナルライブの最後のMCで終了の撤回をしてくれないかと望んでいたけど、結果としてはそんなことはなかった。終わるは終わるんだけど、そんな中、壮馬くんは「これは勝ちです」と言ってくれた。

前回のブログでも書いたけど、ドリフェス!は私が好きなところばかりで、いつもその素晴らしさで私を驚かせてくれた。だからこそ終わることで自分の好きなものを否定されたように感じていたところがあった。

でもドリフェス!は「勝った」し、何も失っていなくて増えたものしかない。そういうようなことを聞いてとても救われたような気持ちになった。コンテンツの競争に負けた……とか、自分が好きなものが無くなる……とか、そういった半年以上考えてたことが完全に覆った。

太田くんも言っていたけど、最後だから武道館だったんじゃなくて、彼らの実力で立ったのだ。ツアーで終わっていたかもしれない……と壮馬くんが言っていた(こんなことを言うのはすごく珍しい)。

そこで気づいたのだが、私はドリフェス!の継続だけを望んでいたのではなく、ドリフェス!を誰かに認めてほしいと思っていたのかもしれない。継続=認められている存在という認識でいたからだ。

人気のある作品はたとえ姿を変えたり代替わりをしても、とにかく継続する。特にアプリゲームやこういったリアルタイム感のあるメディアミックス作品は、継続することが優れた作品の証みたいに思っていたところがあると思う。

でもMCを聞いて、ドリフェス!は終わるけど、ドリフェス!を好きなことに自信を持っていいんだなと思った。Tomorrow's Songの「出逢えたことを誇っていい」という歌詞はキャストやキャラ達同士が出会ってこうして組んでいることを歌っているのかと思っていて、切ない歌だなと思っていた。だけどみんなのMCで何回か出た「誇り」という言葉を聞いてからはファンがドリフェス!と出会ったことを誇っていいという意味に感じられ、ライブを経たあとに聴くとまるで別の歌のようだった。

終わってしまうコンテンツにここまで熱心になること、好きでいることに負い目というとおかしいけど、少し卑屈になっているところはあったと思う。こんな売れてるコンテンツが好きなんだと自信を持ちたかったのかもしれない。それか、こんな素晴らしいものが終わるという事実に耐え切れなかったのかもしれない。

でもドリフェス!は「勝った」し、ドリフェス!が終わっても何も失うものはない、増えたものばかり、誇ってくれと言われて本当に嬉しかった(これはキャスト自身の口から聞かなかったら素直に受け入れられなかったと思う)。自分の好きなものに自信が持てるというのは、こんなに素晴らしく明るい気持ちになれるのかと思った。

「少しでもドリフェス!と関わった人はドリフェス!の一部」と言ってくれたのも最高に嬉しかった。ドリフェス!の好きなところはファンを大事にしてくれるところで、確かに参加してるつもりで追っていたけど、まさか一部になるとは思わなかった。私は他のファンの方との交流もほぼせずずっと一人でぶつぶつ言いながら応援していたから、皆さんが何を考えているかは分からない。でも、不思議とあの会場では一体感があった。

最後、キャラにも会えたのも嬉しかった。やっぱりキャラもキャストも両方好きだと思った。「奏くんが連れてってくれる明日ってどこだよ〜!」みたいなネガティブな気持ちがあったのに、あの場で奏くんたちの台詞を聞いたらすごく明るい気持ちになれた。

あんなに頻繁にいろいろ更新されていた、生活の一部のようなコンテンツが終わるわけで、寂しくないわけがない。今も寂しい。だけど、たとえ寂しくなっても明るい気持ちでドリフェス!のことを考えられるのは幸せなことだ。たとえ寂しくても、この数カ月の悔しいような気持ちとは違ってくるだろう。

翌日

ファイナルライブの翌日、ライブ前は寝込んで泣き腫らすつもりでいたけど、起きたとき驚くほど爽やかな気持ちだった。壮馬くんの出る猫ひたを見て、紹介された料理を作るため買い物に出かけた。部屋にグッズを飾った。

寝る前にキャラツイッターの終了の挨拶があった。一日晴れやかな気持ちで過ごしたものの、流石にこれはつらかった。悲しいな……そう思った矢先、ツイッターで「#イケるっしょ!」とつぶやかれているのを見て、よく分からないまま思い出の写真を投稿したりした。実際誰かが音頭を取ったようでもないようだし、もし自然発生的に起こったのなら凄いなぁと思う。

結果トレンド入りして、ド深夜なのに公式ツイッターが反応してくれたり謎の祭りになった。私が寝たあとになんとトレンド1位になったということでびっくりした。トレンドワードとしてテレビにも取り上げられたらしい。よく分からなかったけど、「まぁ私もドリフェス!の一部だし、武道館で歌ったしな」みたいなことを思った。

想定と逆の気持ち

今の気持ちは言葉にするのが難しいような謎の爽やかさがある。ドリフェス!はいつも私を驚かせていたが、終わるときの感情ですら丸っきり逆方向に変えさせた。まさかこんな気持ちになるとは思ってなかった。3月から何回か書いた暗いブログの内容が、まるでネタ振りのようになってしまっているくらいだ。

でもこの気持ち初めてではないな……と思い返したところ、思い出した。初めて見たDearDreamのライブ、2016年の噴水広場のライブを見たあとの妙な爽やかな気持ちと似てるなと思った。あの時は「とにかく未来が感じられる」と盛んに言っていたけど、確かにファイナルライブでも同じことを思った。

ライブ前に発売されたBlu-ray、買ったはいいものの悲しくて見られていなかった。今度友達と大きな画面でワイワイ見ようと思う。彼らは最高に素敵なので、ワイワイして当然である。