気持ちのブログ

好きなものに関する感想や思ったことを書くブログです。全てポエムです。

ケニーの居場所と最近の違和感について

新日本プロレスの話というかケニーについての話です。前回の続きみたいな雰囲気です。ケニーとG☆Lについては前回書いたので省きます。

※気持ちの表明なので事実に気持ちの補正がかかってる部分があります。

※とても長いです

 

G1や10.8以降疲れてしまいあんまり新日を追っていなかったのですが、12.9で飯伏さんがもしかしたらベルトを……というのを感じ、いてもたってもいられなくなりワールドに再加入して見始めた。久々に見るプロレスは新鮮に面白かったし、妙に冷静に見れたりしました。

疲れた

何に疲れたって、イデオロギー論争である。プロレスファンとして恥ずかしいことかもしれないが、正直ファン同士でやりあうのも程度があるなと思ったりした。レスラーがやりあうのは別になんともないし、ムカーッとしてもそれも一部として楽しめる。

ただちょっと今回は微妙な感じだなと思った。10.8生で見ていてそれを思った。ベビーなのに敢えて対立を煽っていくのはいつもの棚橋さんだし、急に新日代表としてddtに喧嘩を売るのも2回目だし、と冷静に考えれば特段新鮮なこともないのだが、会場にいて妙な悲しい感覚になった。

未だにうまく説明出来ないけど、対立を煽る棚橋さんとちょっと諦めてるようなケニーが噛み合っていないような感じがした。当然ケニーを応援してる身としては、「賞味期限切れ」発言に飛ぶ大声援に面食らってしまったところもあったけど、なんだかケニーが悲しそうに見えてつらくなった。

久々に見たG☆L

その流れで1.4の前哨戦である12.14と12.15を見た。WTLを見ていなかったので本隊とケイオスの合体に戸惑った(というより組んでいることに違和感がなさすぎてそれに戸惑いがあった)りしつつ、楽しんだ。

2日ともG☆Lたちがメインということでワクワクして見た。試合はとても面白かった。飯伏さんとオスプレイの異次元の攻防、オスプレイにはガンガン行くが棚橋さんには控えめにいき積極的に技を受けるケニー、思いの外咬み合っていて違和感なく見れた。

そして何よりG☆Lは素晴らしいなと再認識した。二人とも華があるのは勿論だけど、連携の素晴らしさ、技の美しさと激しさ、そんな感じで初見の方にも伝わる魅力があるにもかかわらず人でなし的な動きもあり(オスプレイを横に持ってそのままリング外に投げ捨てるのが大好き)、見ていて本当に夢中になれるタッグチームだと感じた。

ケニー危ない!と思ったらこちらが気づかないタイミングで飯伏さんがフォローに入るし、その逆ももちろんある。シングルのトップレスラー同士のタッグだと正直1と1でバラバラに見えちゃうこともあるけど、G☆Lは本当に連携が美しい。

ケニーの言葉

そんな感じで多幸感に包まれて「やっぱプロレス楽しいなぁ」と12.15の試合を見終わったのだが、ケニーのマイクでとても悲しいような嬉しいような不思議な気持ちになった。

マイクの内容は公式の試合結果を見てください。(PCなら見れるけど、スマホだと会員登録しないと見れないかも)

彼が「(棚とケニー)二人とも間違ってるかもしれない」「私は思ったより人気なかったんですね」と言ったとき、ケニーはやはり辛かったんだなとはっきり感じた。ケニーはこんなイデオロギー論争(というか最早罵り合いと化しているが)や、自分に向けられている声に悲しんでるんじゃないだろうか?

人気と向けられる声

ケニーが自身の人気について語る度、ddtを辞める年の総選挙の順位発表の映像を思い出す。だいぶ前に一回見たきりだから脳内で多少書き換えられてるかもしれないけど、あのときのケニーは順位が発表されたときとにかく悲しそうだった。それとセットでG1優勝したあたりのケニーも思い出す。あのときもそうで、「きっと明日もお前らは対戦相手を応援するんだろう(※意訳)」というようなことも言っていた。

ケニーは応援をして欲しいと常々ファンに言っている。でもなかなか一番にはなれない。海外の雑誌の活躍したレスラーのランキングでは一位だったり、ベストバウトや高評価の試合をガンガンやっていても、会場がどんなに盛り上がっても、人気投票的なものだとそこまで上がりきらない。MVPの投票だって、雑誌の総選挙だってそうだ。

今だってチャンピオンで、試合の評価は高いし、海外展開にも間違いなく貢献してるのにも関わらず、かなり厳しい声が飛んでるのは分かる。巡業に参加しないからサボってる〜とか(その間海外で試合していたようだしそういう契約なんだと思うが)、日本人選手をバカにしてる〜など(これは誤訳だと思うが)、それこそ酷いのだとG☆L関連でまぁ酷いこと(男同士でイチャイチャすんなをもっと差別的な言い方にしたやつ)を言われてるのはファンの私にも見えてくるくらいだし、まぁ言われまくってるんだと思う。

からしたら言いがかりだなぁというのもあれば好みだからまぁ仕方ないかというのもあるけど、総選挙であんなに分かるように悲しそうな顔をしてしまうケニーが悲しまないわけはないと思う。それでもケニーの試合は盛り上がるし、12.15の試合も盛り上がった。そのギャップは本人が一番感じてるんじゃないかなぁと思った。試合は自信を持ってやってるんだろうけど、それでも応援してもらえてないと感じてしまうのは辛いと思う。

「二人とも間違ってるかもしれない」

これを聞いたときは「ケニーらしいな」とちょっと嬉しかったけど戸惑いもあった。私がしてた予想だと、ケニーがもし1.4で勝ったとしたら「二人とも正しいし尊重されるべきだから、それぞれ自分の信じるプロレスをしていこうね」みたいな感じで落ち着くんだろうなと思ってた(負けた場合はあんまり予想できていない)。でも、前哨戦最後、「お互い正しいと思って言ってきたけど、二人とも間違ってるのかもしれない(意訳)」とケニーは言った。

さてこれで決着だ!と言う前にこういった発言をするのは、一種諦めのような感じにも取れると思った。こんなにいろいろ言ってても、試合は楽しかったよね?試合にすべてをぶつけていくよ、というようなことも言ってた(うろ覚え)。私にはこれは「もうイデオロギー論争からは降りるよ」という風にも聞こえた。

私は不毛な感じを呈してきたイデオロギー論争に疲れていたので、この「もうやめようよ」的な雰囲気の言葉にすごくホッとした。でも、これから本番(1.4)ということを考えると、ちょっと色々考えてしまう。これは本番で言うべきことだったんじゃないか?と……。考えすぎなくても、最後の前哨戦でこれを言ったのはメッセージだと思う。

なぜかあった違和感

イデオロギー論争、プロレス的な見方に慣れている自覚のある人はわりと楽しめてる印象があるが、観戦歴の長短関係なくしんどそうな人や違和感を覚えてる人も多かったように見えた。ここまでスタイルが違う二人がお互いのスタイルをかけて戦うというのは、まさにプロレスの醍醐味!と頭では分かってるし、今の新日でやるならこの二人しかいないと思う。でも、ケニーには合ってなかったんじゃないか?それがこの違和感やしんどさの原因じゃないか?

そもそも、ケニーはとにかく試合自体を楽しませるというのを大切にしてると思うし(これは試合に起承転結が無いという件とは別の話)、棚橋さんは逆に分かりやすいプロレス的な対立や、リング外の発言などの演出にも色々気を使うタイプだと思う。そもそもそこのスタンスが違うから「イデオロギー論争をすることそのもの」がちょっと合わないんじゃないか。煽って「よーしイデオロギー論争するぞ!」なんて始まりじゃなく、自然発生的なものだったら違ったかもしれないけど、「はい、今からファンも含めてやり合いましょう!楽しいよ!」という仕切りがあったというのも大きいだろうなぁ。きっとそうなったのは色々あるんだろうけど、とにかく合わなかったんだと私は思った。 

そのへんもあって、「そもそも二人とも間違ってる、試合は楽しかっただろう?」というのを聞いてホッとするような悲しいような気持ちになった。

分かりやすい対立と無理に対立しない姿勢

10.8、今思うと色々象徴的だったんだなと思った。BCOGと本隊(+ケイオス?)の対立というあまりにも分かりやすい対立軸。外国人(とその一味)の悪者、日本人のヒーローというのは非常にわかりやすいし、昔争ってた同士の共闘的な布石もあって、プロレス見たことない人にも分かりやすかったと思う。

メインのチーム内対決はその反対で、なぜか仲いい同士が戦ううえに、「なんで戦ってるの?」と言われたら「いい試合がしたいからだって」と答えるしかない試合だった。新日だと珍しいタイプの試合だったと思うし、賛否両論あったと思うけど、やりたかったこととしては「無理に対立を作らなくても試合で楽しませることは出来るんだよ」ということだったと思う。どちらも初見に優しくという意識はあると思うけど、結構正反対だなあと感じた。

そして、そもそも今回の「イデオロギー論争」は、人気のあるベビー同士だと戦うにあたってどうしようもないし……みたいなところから出発したものだ。それはまさに「分かりやすい対立を作る」ことそのものだと思う。これに素直にケニーが乗ってる事自体が違和感があるんだ。前哨戦の少なさとかもあり、色々あったらしい特番の偏りも含め、あんまり乗っていたとも言えないかもしれないが。

そう思うとちょっと納得がいく。そもそも何もかもが噛み合ってないんじゃないか。

ここは新日本だ、について

ここが新日本だ、というのは試合内容とかケニー(や飯伏さん、エリート勢)のキャリアのことだけじゃないんだと思う。対立して試合を作る、対立でなくても分かりやすい立場を表明してプロレスをするというスタイルこそ新日本だと言いたかったのかなぁ……と今は思う。(そのときは素直に発言自体に排斥感が強すぎて拒否反応があったけど)

チェンジザワールドというのはそのへんの所謂プロレス的なあれこれを変えていきたいということだと思っている。トップレスラーでも孤高じゃなく、仲良すぎる仲間がいたっていいというのも含め……。(これは前の記事で書いた)

ケニーの居場所について

そうなると、やっぱケニーは新日本には向いてないんじゃ?だからあんなに吹っ切れたようにクリスマスソングを歌ったり、雪ですよなんてニコニコして言ってたんじゃないか?とかいろいろ考える。

私も見たり見なかったりだし、そこまでハードに追ってるファンじゃないと思うけど、ケニーがddt辞めて新日に……と聞いた時は「えっ、確かに国内最大級の団体ではあるけど、あそこは合わないんじゃないの?」と正直思った。あのまま元のところへ居ても目指すところにはいけないのかな?と感じてはいたし(飯伏さんとの格差的なものもあったし)、間違ってたなんて思わない。でもやっぱり今のところは合わないんじゃないか?と改めて思う。

かといって、じゃあまた辞めてどこかに……ということになっても、すぐは受け入れられないと思う(きっとまたバッシングもあるだろうし)。新団体の噂とかいろいろあるけど、ケニーの居場所は果たしてエリートなのかなぁ。

私がG☆Lを好きだからかもしれないけど、居場所はG☆Lなんじゃないかと期待も込めて思っている。だから、もしどこかへ行くことになっても、たまにでいいから、組んで試合をやってほしい。私から見るとG☆Lでやってるときのケニーが一番楽しそうだからだ。

 

最後にめちゃくちゃ言いたいのはケニー別に人気なくないよ!!!人気あるよ!!!少なくとも私からは大人気ですよ!!!!よろしくお願いします!!

 

追記:今バクステコメント読みました、分かった!何もかもが……分かったような気がしたようなしないようなそんな感じがしました……動画を待ちます。